お知らせ
当院の地域への関わり
帯広の歯科医院 プラス歯科クリニック 副院長の海野久美子です。
先日、帯広でも雪が降りました。
積もりこそしませんでしたが、季節は冬ですね。
雪景色ともなれば、迷わずコートやダウンを着て出掛けますが、
雪もなく、ほぼ毎日快晴の帯広。
この青空の下、コートを羽織るのを少しためらってしまうのは私だけでしょうか…。
先週、子育て支援センターで歯育て講座をしました。
歯の衛生週間であったこともあり、内容は「歯みがき」のお話。
今回は、昔一緒に働いていた仲間であり現在育休中の歯科衛生士に声をかけ、手伝ってもらいました。
私からの話のほかに、市販のものも含めて様々な歯の衛生用品を展示し、歯ブラシの選び方や歯磨剤の使い方などお話したり、ママ達の日頃の歯に関するお悩みなど様々な相談をうけました。
歯は生後6カ月くらいに生えてきますが、多くのママ達が専門家のアドバイスをうけることなく自己流でお子さんの歯のケアを行っています。
歯に関して様々な悩みを抱えながら、初めて歯科にかかるのはその1年後の1歳6カ月のフッ素塗布でという場合が非常に多いです。
その頃には、歯は10本近く生え、食事の形態も哺乳から離乳・普通食へ、と劇的に変化します。
妊娠中や産後には母親教室で赤ちゃんの発育やケアについて様々な知識が得られますが、歯に関する情報はほとんどありません。
予防歯科の先進国では、マイナス1歳つまり妊娠中から生まれてくる赤ちゃんに対して虫歯予防に取り組んでいることからみても、我が国では歯科の専門家による介入が非常に遅いと言えます。
そういった現状の中、ママ達に少しでも早い時期に歯に関する様々な情報を発信していきたいと考えています。
今回が今年最後の講座となりましたが、子ども達の歯の健康を守るため、地域を通じての活動を今後も続けていきたいです。